魔法戦記リリカルなのはForceより、高町なのは一等空尉のレビューです。
・CW社製AEC装備の「到達点にして開始点」となる
航空魔導師用の総合支援ユニットである『CW-AEC00X Fortress』 、
・「魔力駆動の兵器」として生み出された武装端末『CW-AEC02X Strike Cannon』、
・デバイス自ら申請し「単独飛行形態」へとその身を変えた『レイジング・ハート』、
これらの武装を身に纏いし不屈の魂-エース・オブ・エース- がついに立体化されました。
発売を心待ちにしていた身としては無事に発売された事に対して既に感無量です(ノ∀`)
コレやべぇよ……
すげぇもんを出してくれたぜFREEing……!
そんなわけで、今回ハイテンションでレビューをお送りします。
1:パッケージ正面
アルターから出たStSなのはさんエクシードモードみたく、白基調青ラインの箱です。箱裏のデザインが超カッコイイです。
取扱説明書がフルカラーで付属しています。何という力の入れよう&親切設計っっ!
2:正面全体を
サンプルでおなじみ『左手にストライクカノン、右手に粒子砲ユニット装備』で1枚
それぞれのユニットを広げて配置させると、本商品の大きさがさらに引き立って見えます。
3:後の斜め上から
これもサンプルでよく見たアングルから1枚。
ストライクカノンと粒子砲ユニットから伸び出る3本の突起パーツは干渉せずいい感じに。
4:非武装で正面と左右から
本体背部は特に問題なしですが、腰部のフォートレスユニットは若干ながら塗装のムラが目立ってる印象。
カノンの塗装がすばらしいだけにどうしてここでがんばれなかったのか少し残念。。。
あと以前から気になってたけど非武装だとこのポーズって
仮面ライダーフォーゼの変身ポーズっぽいね、もしくはギャレン
5:非武装の背面
個人的にはじめてサンプル見て思わず笑った点ですが、
正面からだと鉄壁のスカートなのに背面からだとまいっちんぐマチコ先生状態といわんばかりの
めくれあがりっぷりです。
足の生々しさ(造型と塗装)はアルファマックスの水着なのはさんを思わせるクオリティです。
6:正面顔
評価が賛否両論真っ二つに分かれそうです。個人的には容認派です。
緋賀ゆかり先生の作画にあわせた顔の造型でしたらもうテンション上がりまくりだったのですが、
今回のなのはさんは原型製作の梓零先生の意向が前面に出ている気がします。
(あみあみで原型師名で検索かけちゃだめだぞ!約束だぞ!)
サンプル出た時点でざわ…ざわ…っとしたもんですが、
実物はあまり違和感を感じないレベルにまで落ち着いています。
ぶっちゃけアルファマックス水着なのはさんよりは遥かにマシだと思います。
※あくまで個人の感想です。
ホント、どこかのメーカーさんで緋賀先生の作画の顔を忠実に立体化してくれないかしら。。。
7:武装一式
・レイジングハート 『単独飛行形態』
・ブレードユニット 『近接接近用実体剣』
・プラズマ砲ユニット 『中距離戦用プラズマ砲』
・粒子砲ユニット 『砲戦用の大型粒子砲』
・CW-AEC02X Strike Cannon
の順に触れていきます。
着色サンプルが公開されたとき「あ、これアカンやつや……ッ!」と戦々恐々したものですが、
実際の商品は塗装のムラもほぼなく、サンプルよりはかなり良くなっています。
若干金属っぽさが足りないなぁって人は光沢トップコートを噴いてもいいかも知れません 。
レイジングハート&ブレードユニット
RHは本体とブレードエッジとの色味が統一されています。RH単独飛行形態は黒銀先生の絵が初見だったからか、どうしてもブレードエッジの色は薄い黄色って印象があったので少し残念。
ブレードユニットの実体剣は引き出して伸ばす事が出来ます。
実体剣の塗装はムラがなく質感が良く出ていると思います。
プラズマ砲ユニット
黒銀先生のForce NEXTでの1枚絵で装備していた武装なので、
個人的にはこれを右手に装備させて飾るのがデフォになるかなぁと思います。
こちらは開閉ギミックがあります。
「閉じ状態用パーツ」と「展開用パーツ」のどちらかを選択し、
内部にパーツを仕込む事で開閉を再現できるようになっています。
大型粒子砲ユニット
青・白・黒・銀・黄といった各色分けも丁寧に塗り分けられており、非常に好感が持てます。
(昔フォートレスなのはさん描いたときに何が辛かったかってぇとこの色分けだったもので…… )
このユニットは右手に持たせるよりなのはさんの側で単独で飾った方が迫力があると思います。
こちらも開閉ギミックがあります。
パーツの差し替えではなく引き出し式で、引き出して広げた口に
「砲身パーツ」を差し込むことで再現しています。
CW-AEC02X Strike Cannon
ストライクカノンの砲身に書かれた文字も忠実に再現されています。
若干塗装にムラがあるというか塗料が厚く盛ってある箇所があったのが気になりましたが、
個体差だと思うのでまぁコレは仕方ないかなと。
こちらも開閉ギミックがあります。
プラズマ砲ユニット同様に開閉選択式でパーツを内部に差し込む事で再現していますが、
このパーツがビックリするくらい小さいので、無くさないように注意が必要です!
自分は写真撮ってる間と、まず開閉させようとしたその際にパーツを見失いました(汗
8:フォートレス・メインユニット(腰)
腰のウイング上のユニット、カートリッジの色分け等も文句なしの出来となっています。
作中中々お目にかかりませんが、背面のケツのパーツが個人的に一番好きな箇所です(マテ
9:フォートレス・メインユニット(背)
黒銀先生のForce NEXTで触れていた『アクセルフィン的なウイング』については漫画でも出番がないからか今回は採用されませんでしたがっでむ。。。
あと髪の流れる表現は個人的に好きです。
もうちょっと先端がシャープでも良かったのですが、その辺はアルターさんの得意分野かな。
髪のグラデ塗装もいい感じに仕上がっています。
アルファマックスの水着なのはさんよりはこっちの方が髪の毛に関しては造型も塗装も上かと。
10:以下適当に数枚
プラズマ砲ユニット装備。
なのはさんを中心に台座の円周8箇所に穴が開いており、
周囲のユニットやRHはそこから任意の3箇所を選んでスタンドを取り付ける形となっています。
スタンド棒の凸凹はfigmaで使われるやつと同系なのでなのはさんと距離を離して飾りたい場合は
figma台座を用意してもいいかもしれません。
作中だともうちょっと大きい印象だったプラズマ砲ですが、
持たせてみると意外と小さい事がわかります。
ブレードユニット装備時のみ、右腕は別角度のを使うようです。
なおこちらの緩い角度の腕だと、プラズマ砲や粒子砲ユニットは腰パーツやスカートと干渉する為装着不可となっています。
個人的ベストショット。
いやはや、あの可愛らしい愛くるしい魔法少女だったなのはさんがまさかこんな武装を装備して大空を駆け回るなんて…時の流れとは恐ろしいものですなぁ……
「うるせぇ、粒子砲ユニットぶつけんぞ( ´Д`)」
以下まとめ&感想。
発売延期を経てようやく出ましたが、個人的には待った甲斐のあるフィギュアだと思います。
いやもうホントこれ凄いわ、買ってよかったと心底思えるフィギュアですたい!
フォートレス各ユニットの造型や塗りわけ、そして可動ギミックを見ると、
黒銀先生のデザインを徹底的に忠実に再現しようと努力された奇跡の一品だと惚れ惚れします。
若干塗装に関して不満はあるものの、これは個体差の範囲だと思いますので
ソレほど目くじらを立てるほどではないと考えています。
ただもう少し光沢が欲しいなという方はその辺弄ってみた方がいいかもしれません。
ガンダムマーカーでスミ入れをするだけでもグッと引き締まると思います。
個人的には明日にでもスミ入れしようかなと。
で、フォートレスはじめなのはForceでのメカデザイン担当である黒銀先生ですが
フォートレス、初期稿に近いデザインでは実はもっとごつかったのだ…削ぎ落して削ぎ落して今の形になってます。
— 黒銀さん (@kkkkurogin) 2013年5月14日
盾の枚数ももっと多かったり…。
— 黒銀さん (@kkkkurogin) 2013年5月14日
と、まさかの「盾もっと多かったの」発言が飛び出してびっくりです。初期案はどんな形だったんだろう…すごい気になりますww
黒銀先生のメカは個人的に曲線が美しいと思っています。
(Forceでいうとフォートレス各ユニットやウォーハンマーとかですね。)
オリジナルの同人誌とかも毎度しっかりゲットするほど黒銀先生の絵が大好きなので、
今後もメカデザインやラノベの挿絵などお仕事を影ながら応援&おっかけたいと思いますww
むしろ黒銀先生のイラスト準拠でフィギュアが出てくれないかしらとかすげー思います、ハイ!
あと個人的オイラのお宝。
黒銀先生のトーマはなんというかこう色っぽいなオイ…(ノンケ的意見
そして今回のなのはさん、
顔については残念ながらお世辞にも似てるとは言えないのですが、
正面で無く角度つけて見ればそれほど気になるレベルではないなぁとも思っています。
ただ個人的には緋賀ゆかり先生の絵が大好きなので、
アルファマックスさんの水着なのフェイも今回のFREEingさんのフォートレスなのはさんも
もうちょっとForce絵柄に準拠した造りを目指して欲しかったなぁと思っています。
今後作品が進めばグッスマさんとかがfigmaなりスケールフィギュアなり出してくれる…かな?
その際は緋賀先生の絵柄に準拠した造型をしたフィギュアを出して欲しいなと思います。
今後のレビュー予定ですが、
月末にコトブキヤから再販されるISシャルロット・デュノア ‐Bunny Style‐が届きますが、
コレに関しては初回生産時に各レビューサイト様が取り上げましたし、
話題にもなったアイテムなので今更感が強く、レビューはしない予定です.
あくまで予定。
6月にヴァルヴレイヴⅢ-火神鳴-が発売されるので、次のレビューはソレになるかと思います。
ヴァルヴレイヴⅠ-火人-のレビューの際、
「余程ヘンな方向に力を入れない限り、コケることなく正統派ロボットアニメとしてやっていける題材だと思う」
と書いたのですが、5話で盛大にやらかしてしまった感があります……。
個人的には4話までは凄く普通に楽しめたので、
5話の突然のキャラソンとかヘンな演出は気の迷いだかなんだかだと思う事にして、
6話以降も引き続き観ようと思っています。
つ 1年前に描いたフォートレスなのはさん。
折角フィギュアも届いたし、フィギュアを資料としてもう1枚なのはさん描きたいですなぁ……。