2013/06/08

HG 1/144 ヴァルヴレイヴⅢ -火神鳴- レビュー


 『革命機ヴァルヴレイヴ』よりヴァルヴレイヴⅢ-火神鳴-のレビューです。



パッケージは『アームストロンガー・カノン』を構えて今まさに射撃しようとするヴァルヴレイヴⅢ。
火人同様、箱絵だけで衝動買いに走ってしまいそうなカッコよさです。



正面立ち。
火人の時も感じたのですが、どうも設定画よりメインカラーのパーツがやや明るめな印象です。
火人の赤の明るさについてはそこまで特に気にならなかったのですが、
ちょっと今回の火神鳴は明るい黄色すぎるかなぁと思います。

火人同様、各種装甲パーツの先端の白ライン、黄ラインはほぼ全てがシールです。
『アームストロンガー・カノン』の黒+白ラインのトコもシールです。

『アームストロンガー・カノン』や『チェーン・ソーサー』という火神鳴のメインとなるこれらの武装は
背中ではなく全て肩パーツに接続されています。
それゆえの保持力維持のためか、肩パーツは胸部パーツに固定され、非可動となっています。
火人との決定的なパーツ構成の違いはこの肩と言えるでしょう。

火人は腕(肩)を前に引き出すことが可能でしたが、今作の火神鳴はできません。
自立を可能にする(保持力を高める)為の措置ゆえ、多少残念ですが割り切る所だと思います。



背面。
ダイ・アームズを収納するコンテナは色分けもされておらず、黒や白ラインのシールも無し。
コンテナの開閉ギミック等までは望んでいませんが、流石に色分け無しというのは寂しいです。


横から。
『アームストロンガー・カノン 』は各関節が可動します。
思った以上に可動域が広いので色々なアクションポーズが取れ、非常に楽しめると思います。
9話で披露した例のギミックは流石に実装されていませんが、
それやると肩パーツとの付け根あたりのパーツがエライ事になるので、まぁ1/144では無理かなぁ…。


なお先端の手(指先)のユニットですが、第一関節のみが可動、第二関節は非可動です。


正面顔
口元のマスクパーツや目の位置に当たる黒ラインは全てシールで再現されています。
説明書が、組立手順の説明の次のコマにシールの貼り方が書いてるのに『シールは先に貼ってください』と書いてある鬼畜仕様なので、説明書の順に組み立てようとするとシールで苦労します。

顔に関してはマジで最初にシール貼ってから組み立てないと本当に苦労します……。

首から下のボディ構成は基本的に火人と一緒です。
設定画みると1号機と3~5号機は首から下はほぼ共通みたいなので、
今後残りの機体がリリースされても1号機や3号機を組み立てた人にとっては
比較的慣れた手つきで組めるのではないかと思います。

6号機はいろんな意味で組み立てるのに苦労しそうですね…。
(そもそも6号機-火遊-まで無事に立体化してくれるといいのですが……)


付属武装一式。
例によって透明クリアパーツです…どうしてこうなった。。。

クリアパーツのランナーが1号機火人と全く同じなので二本の刀『ジー・エッジ』も付属していましたが、
こちらは説明書をみると使用しない余剰パーツ扱いでした。

二本の鎌『フォルド・シックル』は全機体共通で持ってるのかな?
しかし前回も書いたけど刃の部分だけなのに丸々クリアパーツで凄く…残念です……。


スタンド付属。
1号機のスタンドに新たに腰接続用のパーツが付属してるのですが、
正直腰に接続しても前面に出すぎてて実用性があまりないかなぁと思います。
1号機や他のガンプラ同様、股関節部の下の凹穴にブッ挿して飾る方が実用性はあるかと……。



1号機と並べて。
先ほども記述しましたが首から下の体の構成はほぼ一緒です。
VVVシリーズ、左足だけ中央にラインがあるのは何か設定があるのかしら。。。

『アームストロンガー・カノン』は本当にインパクトのある武装ですなぁとしみじみ。


 以下適当に
そういえば本体の腕の動きと基本的には同じなのかしら…そうでもない?

先に触れましたが、指先は第一関節部のみが可動します。
9話の例のギミックがあったとしても、どの道武器が持てないですねぃ……。


個人的にサンダーさんは射撃云々よりサキと同様に前に出すぎて暴れるキャラで行って欲しいです。

機動力はどれ程のものなんだろうか…
こんなゴツいのが4号機みたくぴょんぴょん飛んできたらドルシア軍はチビりそうですが。

今後はハルトと連携して、突破口を開いてあげるサンダーさんとか観れるのかしらドキドキ……。


アームストロンガー・カノンがしっかりしてる&保持力も高いので
こんなポーズもとらせることが出来ます。


以下まとめ&感想


『サンダーだっっっ!!!』

てっきり乗らないまま学園内での良識ある人物でい続けると思っていた山田さんが搭乗。
例のギミックといい搭乗者といい、情報をギリギリまで伏せてたのには驚きです。

機体のいくつかは敵側の手に堕ちて敵対する物かと思っていたのですが、
どうやら手元の機体は全部学園側の戦力になりそうですね。2号機がどうなるか気になりますが…。

線状のシールの量が多い事と透明クリアパーツについては『VVVの1/144HGプラモはこういうものだ』と割り切ってしまっていいと思います。
残りの機体がリリースされても組み立てる人はその覚悟ありきで作るものだと思いますし……
シールはかなり面倒で煩わしいですが、作品が好きな人は愛で何とかカバーできるかなぁ。

個人的には4~6号機もこのまま順調にリリースされてって欲しいものですハイ。
1号機ハラキリ再現や3号機例のギミック再現などはROBOT魂などの別媒体での展開に期待します。

アニメ本編はドルシア軍がチョッカイかけて撤退して~な小競り合いが続く中だるみがありましたが、
エルエルフさんが癒しキャラとして君臨してるので個人的にはずっと楽しめています。
EDやOSTのパッケージが死亡フラグにしか見えないと言われてるショーコがどうなるのか、
ハルトの身体はどうなってしまうのか、無事に月までたどり着けるのかなど、色々と展開が気になる
作品なので、今後も楽しんで観ていきたいなと思います。