子ども向けの皮を被ったおっさんホイホイアニメとなりつつあるガンダムビルドファイターズから
京都出身の少年ガンプラビルダー、ヤサカ・マオの愛機『ガンダムX魔王』が発売されました。
そんなワケでさっくりとレビューです。
同時発売の『ビルドカスタムGPベース』にも軽く触れていきたいと思います。
１：パッケージ
ビルドファイターズのHGの箱イラストはどれも動きが感じられて見ているだけでワクワクします。
２：正面＆背面
背中のバックパックは白が正しいカラーリングですが本キットではグレーとなっています、少し残念。
頭部のアンテナはオリジナルのガンダムXよりも『X』の形状を意識した物になっています。
体の随所にあるリフレクター（薄い紫の箇所）は全てシールで再現となっています。
３：背部リフレクター
右側はどうしてもハイパーサテライトキャノンのアームとは干渉しやすいので、
ポーズをつけて飾るときは一旦キャノンを外してからの方がいいかもしれません。
４：武装一式
脚部に収納されるミサイルポッド、肩部に収納されるバルカンポッドの他、
大型ビームソードやビームサーベル、シールドバスターライフルなどが付属しています。
肝心の武装がそれぞれ1個しかないのがやや残念です。
全身を使った一斉射撃というのは漢のロマンだというのに……orz
画像上の持たせ方はアームと背部リフレクター(右側)とが干渉してしまわない様に注意が必要です。
５：ビルドカスタムGPベース
ディスプレイスタンドが同時発売されたのでコチラも購入してみました。
スタンドとして使わないときはアームをぐるっと回転させて裏面へ収納させる事が出来ます。
デフォルトの台紙は取扱説明書に引っ付いてるのでカッター等で切り取って使います。
ガンプラ用LEDユニットを取り付けて、デバイス上部の○パーツの箇所を発光させる事も出来ます。
トライエイジカードもLEDも持ってないので自分は試せませんが……。
自分はとりあえず2個買いましたが、台紙の差し替えやら見た目のカッコよさやらで
複数買いされる方も多いんじゃないかなあと思いました。
figmaやらのスタンドにも流用できそうだなぁコレ………。
６：以下適当に
中央にマウントした方がかっこいいかもしれない…自立無理だけど。
でもこれ以上長くなると背部リフレクターとの干渉も酷くなりそうで、この長さが適切なのかしら。
７：以下まとめ＆感想
軽く不満点から。
プロポーションも可動域も申し分ないのですが、
やはりミサイルポッドやバルカンポッドが1個ずつしかないというのが少し残念です。
あれもしアニメで両肩（両足）から射撃とかしたらもうこのキット1体だけだと再現できないワケで…。
あとはビルドストライク同様に肩が旧キットを思わせるつくりだったのですが、
恐らくはBFのキットは子どもが作りやすいように配慮されているか何か事情があるのでしょう…。
AGEのHGあたりからみられる二の腕辺りの簡略化はそのあたりを意識してるのかしら。
ただ、組みやすくてプロポーションが良くて可動するキットが出てきたと考えると、
時代の流れって凄いなと。ガンプラの流れって凄いなと思えるわけでして、
必ずしもマイナスポイントとは言えないかなと。
設定画を初めて見たときは正直「ちょっとダサくね？」って思った機体ですが、
実際に放送で動いてるのをみるとまぁコレはカッコイイじゃありませんかと思ったわけです、えぇ。
最初はスルーする気だったのですがアニメ5話の脳内バトルがあまりにもぶっ飛んでて面白かったので「あぁコレはプラモ買わねばなるまいてッッ！」と決意して購入しました。
実際に組み立ててガシガシと動かしてみたのですが、決めポーズをつけるとカッコイイですし
ここ最近のHGキットの可動域の広さには毎度毎度驚かされます。
ビルドストライク、アメイジングザク、X魔王とどれも購入して良かったと思えるキットだったので、
BFに登場するHGは一通り抑えていきたいと思います。
あのアニメは観てると無性にガンプラが欲しくなるので要注意やでぇ……。
お次のガンプラレビューはベアッガイIII（さん）や戦国アストレイあたりかな。
VVVのV号機も控えているので今月はプラモ作りに時間がとられそうです。。。
