2013/02/21

figma 高町なのは セイクリッドモードver. レビュー


figma 高町なのは セイクリッドモードver. のレビューです。





figmaフェイトちゃん(ソニック&ライトニング)より先に出る予定が数度の延期によりフェイトちゃんより後でのリリースとなったfigmaなのはさんセイクリッドがようやく発売&手元に届きました。
というわけで、本日はfigmaなのはさんのレビューです。


パッケージ正面。

過去2作のfigmaフェイトちゃんの時と同じ大きさかと思いきや、レイジングハートさんが幅を利かせてたので一回り大きい箱となっています。
事前予想でピンク一色な箱かと思いきや箱の内側含め青と白のアクセントが効いた色合いでした。


通常立ち前面&背面。

後に触れる事でもありますが、接地性が非常に優れています。
足をどっしりと広げ&構えれば大抵のポーズがスタンド不要で自立できるのが好印象でした。
フェイトちゃんの時の様なマントやツインテールといった重量パーツが上半身に無く、下半身のロングスカートが重心を据えている為かと思われます。

手のパーツは左右それぞれ、”握り拳”,”握り拳(穴あり・手首角度小)”,”握り拳(穴あり・手首角度大)”,”トリガー用”,”指先伸ばし(パー)”の5つずつあります。



肩の可動域ですが、横方向に対してもこの程度の範囲であれば容易に動かす事が出来ます。
”右クリック⇒リンクを新しいタブで開く”で若干大き目の画像で見れますが、右肩は服の襟の上に被さるように、左肩は服の襟の下に潜り込ませるようにして腕を広げてみました。

どちらのケースも充分に広がりますので、ポーズをつける際の肩と襟との上下位置関係は好みの問題でその都度調整してみるだけでいいと思います。


後ろ髪。
フェイトちゃんのような可動はなくツインテールは白リボンと完全に一体化しています。


表情は2種類です。
左が”微笑み顔”で右が”叫び顔”。叫び顔は向かって左方向を向いています。
ねんどろいどのなのはさんエクセリオンモードver.と同じように砲撃のポーズで大活躍する顔です。
しかしまぁフェイトちゃん含め3体とも無難な表情パーツできたなぁという印象です。
個人的にはもう少し変化球のある表情パーツがあっても良かったかなとは思います。


レイジングハート・エクセリオンは「アクセルモード」と「バスターカノンモード」が付属。
バスターカノンモード時に展開される光の羽と射撃用トリガーは換装パーツ差替で再現します。
アクセルモードの中央の赤い宝玉はクリアパーツですが、バスターカノン(及びなのはさんのBJ各部位)の赤い宝玉は塗装でした。個人的にはカノンの方もクリアパーツに挑んでほしかったです。



RHを構えるなのはさん。

画像左の様な構え方は一見カッコいいように見えるものの、実際は画像右のように持ち手に角度がついている為によくあるあのポーズは残念ながら出来ません。


腕を伸ばしたポーズついでに、BJ内側の物理装甲パーツを。

映画や版権絵等では「あぁ金属の塗り方になってるなぁ」とは気づけはするものの、白地の布とほぼ同じ色合いで表現されてた内側の装甲ですが、今回のfigmaですと見た目すっごい水色になってます。コレは人によって好みが分かれるところかなと思いますが、布地のパーツとの視覚的な差別化を狙った良改変ではないかと思います。


脚部の光の翼”アクセルフィン”
なのはさんのフィギュアでお馴染みのアクセルフィンですが、今回もいい感じの仕上がりです。
エッジが効いた羽の形状と、白⇔ピンクのグラデ塗装が非常によい仕事をしています。


アクセルフィンの接続の仕方はこれまたお馴染みの足の裏に装着するパターンです。
もしコレがfigmaフェイトちゃんソニックみたく踵の差し替えだったら間違いなく泣いてたなぁ……。

なおピンクと思ったら白かった模様。

若干影の色合いがピンクですけれども……。


あとアクセルフィンの下の小さい羽は下方向に角度がそんなについていないので、
アクセルフィンを装着した状態で自立できます。
いやほんとどれだけ接地性いいんだよなのはさん……。


ロングスカート。

ねんどろいどエクセリオンモードでさえ成し得たのにまさかの非可動です。
actsta方式とかで可動する物だとばかり思ってたのでこれは意外でした。
スカートがなびく表現が出来ないとなるとチラリズム狙ったポーズとか膝を曲げてのポーズとかでの遊びに制限がかかってしまうので個人的にソコは若干残念ではあります。


ぐるりと一周。
パーツの分割のさせ方とか色々いい方法がありそうだとは思うんですけども…う~ん残念。


「バスターカノンモード」
商品サンプルの写真を参考に1枚。
フェイトちゃんソニックの時も思いましたがこういう背中で語ろうとする構図は大好きです。


トリガー用の手は左右どちらにも付属しており、どちら側でも構える事が出来ます。
ただ叫び顔が向かって左方向を向いている為、表情と合わせると使用頻度が高いのは画像右の方かと思います(なのはさんは左利きのキャラなので個人的に逆のほうがいいんですけども)。


スパロボ超合金特典のブーストエフェクトを使って高速飛翔っぽく。
最近になって手持ちのエフェクトパーツのバリエーションの少なさに悩み始めたので、
余裕が出来たらfigmaのようなフィギュア向けにエフェクトパーツ等を増やしていきたいところです。


figmaフェイトちゃんと比較。
公式通りフェイトちゃんの方が背が高いです。


先日レビューしたアルファマックスの水着おとなのはさんと比較。
おさなのはさんは何を思う……(ぉ



以下適当に数枚。



以下まとめ&感想。

figmaフェイトちゃんソニック&ライトニングから更なる延期を重ねたなのはさんセイクリッドですが、今回も非常によいクオリティの可動フィギュアだと思います。
個体差の問題で私の購入したなのはさんは左肩の青ラインの塗装が不十分な箇所が見受けられましたが、色々ポーズをつけて遊んでみたところそれ程気にならないものだったので一安心です。

塗装の粗い箇所があるというのは可動フィギュア等の宿命ですが、メーカーの失態(色間違い等)以外はまぁこういうもんだと向き合っていきたいと思います。

スカートの可動が全く無いというのは少し寂しいのですが、スカートに隠れてても足は大きく広げられますし、肩の可動域が思った以上に広いので大胆にポーズをとらせる事が出来ます。


実は昔なのはBOA初回限定版を購入して特典のfigma制服なのはをゲットし、その後figma制服フェイトを購入してガシガシ動かしてみたところ、あまり納得できなかった事もありfigmaは敬遠していましたが、今回の2ndA'sのfigmaなのフェイはどれも可動域やプロポーションが優れており、非常に遊び要素があるフィギュアではないかと思っています。

Amazonのレビューではfigmaフェイトちゃん2種はそれ程いい評価ではないみたいですが、私個人としては今回のfigma3体は購入してよかったと非常に満足しております。

今はまだ拙い文章ではありますが、『購入してよかったと思ったフィギュア等の魅力を他の誰かに伝えたい』という思いで書きはじめたこのレビュー記事、今後もより一層フィギュアの魅力を充分に伝えられるように励んで行きたいと思います。



フェイトちゃんだけでガシガシ動かして遊んでた日々よさようなら……
フェイトちゃん2種とともにしばらくはガシガシと動かしてなのフェイを堪能してみようと思います。

次回のフィギュアのレビュー予定は来月かなぁ。
アルファマックスの水着フェイトさんと、FREEingのフォートレスなのはさんを予定しています。

ぶっちゃけこの2体のおかげで他のフィギュアやプラモ買う余裕が吹っ飛んでるのですが、
気が向いたらフラッとガンプラのレビューとかに着手すると思います。